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スタジオ・イカルス映画:コラム

枕草子 (1996年)

 まず一番目を引くのが、映像画面の展開力ではないだろうか。これはまさに、マルチメディアをパソコン上で操作しているかのようだ。前回/前々回の作品である「ベイビーオブマコン」や「プロスペローの本」においても試みられていることなのだが、「画面」というものの「枠」を感じない。映像→マルチメディアとしての可能性を感じさせてくれる(本当にマルチメディアで遊んでいるという感じ)。画面としての絶対的な面積が大きい分、テレビ以上に映画の持つ将来性を感じさせてくれる。したがって彼の作品をビデオで見るとするなら、画面の大きさが必要だと思う。

 内容的には、情報としての「日本」をあらためて認識させられる。色々な意味で客観的に見た日本らしさとはこういうものなのだろうか.......

 各国のスタッフやキャストを混在させることでアーティスティックなコラボレーションとしても映画の可能性を試みている。

製作総指揮

テリーグリーンウッド 他

製作

キース・カサンダー

監督

ピーター・グリーナウェイ

脚本

ピーターグリーナウェイ

撮影

サッシャヴィエルニー

特撮

ライナーヴァンブラムレン

美術

ウィルバートヴァンドーフ&アンドレプットマン

衣装

ワダエミ(美術)

音楽

ガースマーシャル

その他

衣装:立野浩二

カリグラフィー:ブロディノエンシュヴァンダー/屋良有希(ヤウラユキ)

近未来デザイン:タナカノリユキ

インテリアコーディネート:アンドレプットマン

編集

クリーウワイアット

出演者

ヴィヴィアンウー/緒形拳/ユアンマクレガー 他

`96カンヌ国際映画祭正式出品作品

[大塚裕昌, studio icals]


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