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スタジオ・イカルス住宅:コラム

設備の音

 ある意味「住まいの進歩は、設備の進歩」と言えるかもしれませんね。「ウルの住宅」(またしても...登場です!)に見られるように、現在のプランの原形が数千年も前からあったとするなら、そこで大きく変わったのが設備です。

 設備は、人の生活を、より便利なものにすべく、いろいろ登場してきます。エアコン・セントラルヒーティング・センサー付照明・エレベーター...住まいは、ひと昔前に比べても、多くの設備を受け入れています。

 今日のお話は、こういった便利な設備が、新たな音源になるということです。
 震動音などは、木造住宅に限らず、コンクリートの住宅(もちろん共同住宅も)でも、なかなか防ぐことができません。

 エアコンのように、家族でルールを決めておけば済むこともありますが、暖房や給湯用の給湯器には、凍結防止用の循環装置が付いていて、勝手にモーターがまわったりします。センサー付照明器具のスイッチ音も、寝静まった夜には気になったりもします。

 配置や設置方法を十分に考慮しておくべきでしょう。

 また、音の大きさの単位として、dB(デシベル)やホンが使われますが、住居地域の夜間では、40ホン以下とする環境基準があります(昼間は50ホン)。

 50ホンと40ホンの差は、10ホンですが、音のエネルギー差は10倍です。ホンもデシベルも、音のエネルギーの対数を示しています。したがって、50ホンの騒音状態が、2倍になった場合、53ホンとなります。

 3世帯住宅が一般化している今日、遮音構造の床や壁と共に、家族のマナーと考慮された設備の選択・配置が必要です。

[99.02.02 大塚裕昌, studio icals]


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