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スタジオ・イカルス住宅:コラム

家族の心を育む住まい
「故郷」としての「home」

 「home」には、「故郷」という意味もあります。「うさぎ追いし..」 で始まるあの歌では、歌詞の1番で故郷の自然を懐かしみ、2番で故郷の人々を思い浮かべています。つまり故郷には「空間」と「人間(社会)」の両方が関係してい て、当然、過去を思っているわけですから、「時間」というものも関係しています。

 そうしたことを意識して、「home」としての家を考えたとき、部屋などの空間としての故郷であり、同時に、共に生活をする人々といった意味での故郷でもあわけです。「home」はまさに、小さな故郷なのです。そしてそれは、人生において最初出会う空間であり、最初に出会う人々ということで、最も根源的な故郷と言えると思います。

 「住まいは故郷」...それが、住まいを考える上で、最も大切なことだと思っています。今、住んでいる家が故郷になれば、家族や子供のトラブルなんかも、解決しやすくなるからです。

 共通の感覚、あるいは、共通の感性といったものが、故郷によって培われ、それが、世代や立場を越えて、問題解決の糸口になるのではないでしょうか。

[大塚裕昌, studio icals]


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家族の心を育む住い

2002年試作
2001年1月 名古屋市民ギャラリー展示


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